AM5分解した人の写真から考察

ZWOは、カメラ、フォーカーサー、赤道儀、そしてそれをコントロールするASiairを一括して販売しているので、それらを組み合わせることで煩わしい設定やトラブルを限りなく減らしていると思います。AppleのハードとOSをセット販売しユーザーを囲い込む手法と似ていると思います。

ときにはサードパーティのフォーカーサーやカメラが接続できたらと思うこともあります。しかし、安定感やトラブルレスの状態を考えると十分目を潰れると思います。

去年の古い記事になりますが、AM5を分解し写真を公開している方を発見しました。以下の写真は、Cloudy Nightsのスレッドが引用させていただいています。自分は、まだAM5を見たことも触ったこともありません・・・www

Cloudy Nights

丸い金属部分は、ブレーキですね。ステッパーモーターが動作していない時に軸を固定する役割です。右側にDEC軸用のNema14が見えます。

RA軸のステッパーモーターはNema17ですね。高さは44mmかな〜? 仕様では、減速比が1:300となっているので、プーリーで減速（1:3）して、ハーモニックドライブ減速（1:100）と合わせて総減速比1:300ということが分かります。筐体はよく考えられた作りでアルミ削り出しは美しいですね。

基板は、ESP32S3、モータードライバなど全て表面実装でコンパクトに作られています。これが出来たら自分のDIY赤道儀ももっとコンパクトに出来るんだけどな〜。表面実装サービスを使えば良いのかな？いつの間にか見ただけでどれが何の機能なのか分かるようになってしまいました・・・

中のファームウェアについては知る由もありませんが、多分OnStepXを独自に発展させたものではないかと思います。そもそもOnStepXは、ESP32S3上ではエラーが出ますが、それを改変して動作するようにして、さらに同社製の製品でしかコントロール出来ないように機能を追加したのだと思います。

何か自分でも対抗製品作れるような気がしてきた・・・。日本のメーカーも他国に完全に遅れを取っているので追いついて欲しいんだけどな〜