出張が続いているのと、間に不幸が挟まり4月末から休みのない日々が続いてます。家に帰ったら3Dプリンタにデータをセットして印刷。また出発の繰り返し。パーツはある程度揃ったので仮組みして動作確認したりは出来ています。ただし家に帰った日は天気が悪い!
もうね、3Dプリンタでギアから作ったハーモニック赤道儀も中々の性能まで行けたけど、既成品のハーモニックドライブは精度が違うわ!1:100の既成のハーモニックドライブは1個26,000円する。赤経赤緯で2個必要だから、合わせて52,000円、他の部品は安価に手に入る。超高性能、コンパクトなハーモニック赤道儀が70,000円で手に入ってしまう。実戦投入して性能がバッチリだったら価格破壊を起こしてしまうな〜。1:30のハーモニックドライブなら25,000円程度。
今回はコンパクト・ポータブルを目標に作りましたが、何十キロもある鏡筒を振り回すものを作ろうと思ったら作れてしまう。
より小さく格好よくするために制御(OnStep)基板を設計しています。Nema17の底面積と同じに収めたい。Nema17の底面は42mm x 42mmです。オリジナルのESP32基板も考えたけどパーツ集めや基板実装が手間。ESP32 D1 miniが31mm x 39mmなのでギリギリ納まる。ケースの厚みが1.5ミリ以下になるけど何とかなりそう。しかしD1 Miniだけで基板をほぼ占領してしまう。
ということで二階建ての基板構成にしてみました。何とか二階層でD1 Mini、ドライバ2個、降圧コンバーター、JST4極コネクタ2個、キャパシタ2個、DCジャックを配置。納まりそうなのでこれからKiCadで基板設計します。
それと一番頭を悩ますのは、ケーブルの取り回し。露出させれば簡単なのですが、格好悪いのと引っかかって抜ける等のトラブルが発生する可能性が高くなるので可能な限り露出は控えたい。けど難しい。
Nema17の底にOnStepケースを取り付けますので、片方のモーターのケーブルは内部を通して何とかなりそう。もう一つのケーブルは、回転軸を通すことも考えましたが断線の可能性もあるし、何よりスペースが厳しい。ということでArcaプレートの中を通して、一部露出することにしました。
それとカーボンを含むPETGフィラメントを好んで使ってきましたが、ノズルが0.6mmと言うこともあり細かい部品を作るとボロが出てしまいます。写真はカーボンPETGです。今回はカーボンをやめて普通のPETGで作り直すことにしました。カーボンをやめると色の選択肢が増えます。今回も赤and黒で行くことにしました。
完成は、基板が届く二週間後かな。それまでは外付けのOnStepで試験運転できるから家に帰った時に晴れることを願う。
これは自分にとって理想の赤道儀になりそうです♪
いつかはガイド撮影もしたいと思っていますが重い赤道儀じゃたぶん使わなくなっちゃう。
ガイドはともかくノータッチで10キロぐらいが余裕な軽い赤道儀があったらいいなってずーっと思ってました♪
この先が楽しみですね♪
赤緯パートと赤経パートを分離できるようにしたので、小さな鞄にも収まります。
6キロは余裕で振り回してくれたので、まだまだ行けそうですがそんな重い鏡筒を持っていないんですよね。
今夜晴れそうなので試すチャンスかも・・・
Hi Ken,
I am very impatient to see the result and make it!
Thank you!
Alex
Hi Alex,
I really can’t wait to try it out too. It looks like it’s going to clear up tonight, so here’s my chance.
The Keen-One was amazing, this new version looks great too. I hope you have try it.
Where can I found you’re equatorial base ?
I love this! Will you be providing any of your files for others to reproduce? I have the Keen-One almost complete and I’m ready to pull the trigger on these NEMA harmonic drives!