以前、1:30ハーモニックドライブ付きのNema17で、赤道儀を作りました。この赤道儀の一番の問題点は、減速比1:30でどれだけ追尾できるのか?でした。
昨夜、実戦投入へ行ってきました。機材の写真撮り忘れました。
導入までは、サクッと問題なく。
キャリブレーションも問題なく完了しましたが、ガイドは惨憺たる結果に。3Dプリントのサイクロイダル赤道儀やハーモニック赤道儀の方がエラーが3以下になるので、まだマシです。やはり減速比が足りないのは致命的なんですね。
10秒露光でこんなに星が流れるようじゃ完全に駄目ですね。
8,000円のハーモニックドライブ付きNema17を2個繋いであっという間に赤道儀できちゃうよ!の夢は潰えました。
【追記】追尾スピードを調整すればノーガイドでの運用は可能だと気づきました。ガイドは1ステップで行ったり来たりしているので1:30では無理ですが・・・。OnStepアプリで接続すれば、回転角度(パルス)の微調整が出来ます。ただ晴れた日にこれをやるのは辛い・・・orz
明日からは、1:100ハーモニックギアの赤道儀に注力します!プラネタリーギア1:5.18を噛ますので、トータル1:518となりますので、減速比の心配はないと思います。ていうか上手くいくことは確信しています。
25,000円でハーモニックドライブ2軸赤道儀の夢は儚く散りましたか・・・でも70,000円でも十分破壊力のある夢の赤道儀です。
続報、楽しみにしています♪
今回、いきなりAsiairにつなげてガイド撮影したのが間違いだったのかも。1Stepだと動き過ぎて行ったり来たりしているので、1:30ではガイドは出来ないですね。ただオートガイドを諦めて、モーターの回転を限りなく恒星追尾スピードに合わせれば、ノーガイドでは使える可能性があります。
晴れた日にキャリブレーション作業するのは辛いんですよ!
Sad to hear that the mount did not work as expected.
Would you consider using the 1:30 nema 17 harmonic drive in the Keen One rather than a planetary gearbox?