久しぶりに空が晴れて星が見えている。慌てて支度して家の前の公園でKeen-One(DIYハーモニックドライブ赤道儀)の試運転。慌てて飛び出したので虫除けスプレーを忘れる。20箇所くらい刺されました(涙
今回は、Asker FMA180にASi585MC。月がのぼってくるのと薄雲が掛かりそうだったので、短期決戦。
まずは、ASiair PlusのAppを使っての極軸合わせから。蚊が気になって三脚の水平がイマイチだったのか、15分ほど掛かってしまいました。極軸合わせに関しては、Stellarmate Appの方が使いやすいかも。ASiairは一々プレートソルブをするのでリアルタイムで合わせられないのが気になりました。
その後、OnStepのアプリでRA軸のキャリブレーション。0.02MHz毎に回転スピードを調整出来る。軽く調整したあと(蚊で集中できず)、撮影開始。家から車を公園の横に乗り付け車内に退避。
ノーガイドで60秒露光。ちょっとピントが甘いですが、ちゃんと星が点に写っています。
次にノーガイドで120秒露光。
流石にちょっと流れてしまいました。でもキャリブレーションを追い込めば行けそうな感触。
その後オートガイドの確認。まあまあだったけど、気になる点が。やはりギアをTPUで印刷したことで、出力軸に捻れが生じているようです。どうもモーターの回転をTPUのねじれが吸収してバックラッシュと同じような動きをしているみたい。やはりPETGで印刷した方が良さそう。耐久性の問題を克服しなければ。またトライアンドエラー地獄にハマるな〜
今回、一番蚊に刺されたのは、肌が露出していない背中。黒い服で大酒飲みが大汗かいているとなれば、蚊にとっては鴨ネギ状態でお祭り騒ぎだっただろうな〜(笑
これから詰めの作業ですね、どこまでイケるのか楽しみですね♪
ありがとうございます。
できればノーガイドで180秒くらい行けたら万々歳なんですが。
昨日は蚊のせいで、極軸合わせも妥協してしまったので、一つ一つ丁寧にセットすれば結構行ける気がしています。
後は、ギアのPETG化が上手くいけば、自信をもってDIYを勧められると思います。
おめでとうございます!
フルサイズ換算で380ミリぐらいでしょうか?
案ずるより産むが易しですね。
樹脂製の雌ネジを扱った経験から、
柔らかい素材のおかげで金属で作った場合よりたくさんの歯が噛み合って
その歯の平均値が動作に影響するのではないかと思いますが、
予想以上の高精度です。
精度が3Dプリンターの位置極め精度を超えることは不可能なので、
絶対値と滑らかさの違いはありますが、どこまで行けるものか
興味は尽きません。
35mm換算ってよく理解してないんです。
FMA180は名前の通り焦点距離は180mmです。585のセンサーサイズは11.2*6.3mmです。
今回のハーモニックドライブは、1:78なので入力軸が一回転すると出力軸が360/78=4.615回転します。この4.615回転を165.76刻みでコントロールできます。
ハーモニックドライブは、噛み合っている歯の殆どは回転に影響しません。これから噛み合っていく数個の歯が回転に影響します。ハーモニックの特徴的に印刷の誤差を許容してくれているのかもしれません。
こんにちは、ねこめしです。教えていただいたパラメータでPETGを追い込み中です。
それにしても3Dプリンタで赤道儀が作れるってのはすごいですね。ハーモニックドライブは噛んでいる歯の数が多いので3Dプリンタの樹脂の強度でも問題ないんでしょうね。ウォームギアではこうは行きませんね。
PETGだと適度に柔軟性があるのでハーモニックドライブにはぴったりなんでしょうね。
モータのコントロールは自分もESP32使っています。Aliexpressで買うと\400くらいで買えてしまうのでこればっかりです。
ねこめしさん、こんにちは!
正しくその通りです、ハーモニックドライブだからです。ウォームギアだとすぐに摩耗してしまうと思います。
純正のArduino nanoなどは、最近値上がりしてるので使えません。ESP32は安くて良いですよね。配達に2週間ほどかかりますが、Aliexpressさまさまです。