3DプリンタでDIY赤道儀–その23(試運転)

DIY 赤道儀

札幌もやっと暖かくなってきました。それでも夜は9度くらい。撮影する場合は冬仕様で出かけないとまだまだ寒いです。昨夜は月が明るかったですが、晴天だったので家から車で10分ほどの場所にある高校の駐車場へ。

やっとサイクロイダル・ドライブ赤道儀を実戦投入しました。

Stellarmate OS(iPadアプリ)で操作します。

まずは、ピント合わせをEkosのFocusモジュールで合わせます。オートフォーカサーで自動合わせ。しかしBacklashを設定していなかったので、行ったり来たり。最終的にはStepを指定して合わせました。やはりオートフォーカスは楽だな〜。

次に極軸合わせ。EkosのPolar Alignment Assitant Toolを使います。使い方に慣れてきたので非常に簡単に極軸合わせが出来ます。ポイントは三脚の水平ですね。

極軸を合わせたら、次はPlate-Solvingですか。とりあえずAppのTargetから非常に明るく分かりやすいVegaにGoto&Syncで導入。ちょっと時間がかかりましたがこれもバッチリ真ん中に導入完了。ここまでは全く問題なし。サイクロイダル・ドライブ赤道儀なかなか行けるな!と感じ始めました。

次に子持ち銀河にGotoしてみました。これも時間がかかりましたが、真ん中に導入完了。この時間がちょっとかかるのは到着してから微調整に時間がかかるんです。これ気になります。

Guideモジュールで、ガイドスタートしてみましたが、ここで問題発生。キャリブレーション中にRA軸はエラー無しで乗り越えましたが、DEC軸側のBacklashのなんちゃらでエラーがでます。何度やっても同じでした。Gotoの遅さも何となくDEC軸が原因ぽかったので、やはり減速比が足りないのか?RA軸は1600steps/degreeで、DEC軸は400steps/degreeです。帰ってから対策を考えることにしました。次回はPHD2で試してみようと思います。

【追記】StellarMateの本家サイトで調べたら、エラーを減らす方法が書いてありました。

Calibration can fail for a variety of reasons. To improve chances of success, try the tips below.

  • Better Polar Alignment: This is critical to the success of any astrophotography session. Perform a quick polar alignment with a polar scope (if available) or by using Ekos Polar Alignment procedure in the Align module.
  • Set binning to 2×2: Binning improves SNR and is often very important to the success of the calibration and guiding procedures.
  • Prefer use ST4 cable between guide-camera and mount over using mount pulse commands.
  • Select different filter (e.g. High contrast) and see if that makes a difference to bring down the noise.
  • Smaller Square Size.
  • Take dark frames to reduce noise.
  • Play with DEC Proportional Gain or disable DEC control completely and see the difference.
  • Leave algorithm to default value (Smart)

撮影すると若干星が流れてしまいます。15秒くらいであれば点で写りますが、20秒くらいで点のときとブレたときがありました。よく考えたらサイクロイダルドライブギアをまだ20回も回転させていなかったと思います。高速で1時間くらい回したらいい感じに熟れるかもしれません。3Dプリントされたギアなので、糸引きやら小さなダマがあったりでギア自体がスムーズではないので、回転ムラが残っていました。

最後に小さな子持ち銀河。ブレてない3枚をスタック・・・笑 ダーク、フラットも何もなし

子持ち銀河(RedCat51, ASI385MC, 20sec, 3枚スタック, DeNoiseAIでノイズ処理, トリミング)

セッティング詰めて行けば使えそうだ!

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コメント

  1. ついに実撮影ですね。
    ガイドについては、私はPHD2(Raspberry Pi, Windows)とステラショット(Windows)しか使ったことがありませんので、あまり情報はありませんが、AZ-GTiで悪戦苦闘していたころ、ステラショットではキャリブレーションもガイドもまともにできなかったのですが、PHD2ではできた・・・という経験をしていますので、PHD2ならばうまくできるかもしれませんね(ちなみにVixen SE2では両方とも問題なくガイドできました)。

    RedCa51ということは焦点距離は250mmですね。流れるというのはRA側ですか? 暴れるというよりもガイドがうまく出来てないって感じなのかな。どんなガイドグラフになっているのか興味があります。

    • KEN
      • KEN
      • 2022.05.12 12:00pm

      こんにちは!
      星が流れるのはRA側です。若干追尾スピードが速い感じです。ただキャリブレーションが済めば問題なさそうです。DEC側のキャリブレーションを切れば上手く行くような気がします。

      やはり次回はPHD2でトライしてみます。

    • T-Studio
    • 2022.05.17 1:09am

    セレストロンなどの架台はアライメント時のパルスを増やすとアライメントが成功(バックラッシュが多いため)しますが、KENさんの架台はギアがかなりタイトになっているようなので減らした方が良いかもしれませんね。

    PHD2もアライメント時のパルスの増減は効果ありますよ。

    • KEN
      • KEN
      • 2022.05.17 12:32pm

      昨夜、改めてオートガイドのキャリブレーションをやってみました。今回もInternal GuiderでRemove DEC backlash in guide calibrationのチェックを外してみました。キャリブレーションは問題なくクリアしました。何とかなりそうです。ただ昨日は導入に問題があり、いまいち中心に来ない状態が続きました。

      設定を追い込もうと思ったのですが、メガネを忘れるチョンボと気温が6度で寒くて諦めました。毎回少しずつ問題を解消できているので、もうちょっとのところだと思います。次回はガイドグラフを記録しようと思います。パルスも色々試して見ようと思います。

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