Keen-One EQ 調整

DIYハーモニック赤道儀

3Dプリンターで作ったKeen-One EQ(ハーモニック赤道儀)の完成が近づいて来ました。残念ながらネットで注文していたステッパーモータドライバがロストしてしまい1ヶ月経っても届かない状態。なのでOnStepコントローラは以前作ったWemos+CNC3で運用しています。今はAndroidのOnStepアプリ(Bluetooth接続)で0.02Mhz毎に追尾スピードの調整を行っています。この調整とコンパクトなOnStepコントローラが揃えば完成です。普段はiPhone使いですが、このために型落ちのAndroidを4,980円で買いました。

今思い付きましたが、追尾スピードの調整データはWemosのEEPROMに記録されていると思う。それを吸い上げて新しいOnStepコントローラに移せなかったら、もう一度調整のやり直しだ・・・。コード解析して何番にどのような形で格納されているか調べないと。

メインハウジングの印刷

普段はPETGを使っていますが、今回は高級感を出すためにCarbonを使って印刷。適度な凹凸ができて積層痕がほとんど分からない仕上がり。値段はPETGの二倍。失敗出来ません・・・。実は2回失敗しました(涙

VixenのポラリエU用の極軸望遠鏡も取り付けられます。

StellarmateやASiairとは完全互換です。単独でもAndroidアプリで自動導入・追尾が可能です。またASiairとつないでいるときでもAndroidアプリ経由でASiのEAF以外のフォーカーサーを操作可能です。

前々回の撮影風景

前回TPUのギアがねじれる(ゴムが潰れるような)ことがわかったので、FlexGear(CupGear)をPETGに替えたところねじれは解消しました。しかし、まだ馴染んでいないのか回転ムラが発生。TPUのときはムラはなかったので、表面の凹凸が影響していると思われる。そのうち馴染むでしょう(希望的観測)。

M31 – RedCat51 EOS6D改 ISO6400 30s x 5

アンドロメダ銀河は、5枚のうち1枚が流れていましたが、そのままコンポジット。流れてますね。あまり強調するとボロが目立つので控えめに処理。

NGC7000 – RedCat51 EOS6D改 ISO6400 30s x 5

RA軸のキャリブレーションをしたら、30秒までは安定して流れなくなった。ノーガイドで180秒が目標。

Keen-One EQの組み立て方法を上記のページに纏めています。

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