CADデータが出来たので、Thingiverse にアップする準備しよう!
今回はカメラを載せる部分。ここを3Dプリンターで印刷も出来るけど、強度の問題で市販のL型プレートを分解して利用する事にしました。L型プレートとカメラの間にArcaクランプと6D用のL型プレートを入れます。仮組みして、レンズ中心部からL型プレートの底面までの距離を測りました。リングの中心にレンズの軸が来るようにするためには大切です。因みに6Dとこの構成では約70mmでした。これに近い数字であれば他のカメラでも使えるはず。
インナーリングの内径は95mmです。径95mm以上あるレンズは一度カメラから外して装着する必要があるか、使えないと思います。また、広角、標準レンズを想定してるので、望遠には強度不足です。
最終的にインナーリングにもう一つカメラを載せるためのリング(ベースリング)を4本のネジで固定する事にしました。それに分解したL型プレートの長い方を付属のM4ネジ二本とクランプに付いていた1/4ネジ一本で固定します。
という事で、3Dプリンターで印刷した全てのパーツとその他のパーツです。
組み立て動画です。
■パーツリスト(BOM)
- アウターリング(3Dプリント、PETG、要サポート)
- インナーリング(3Dプリント、PETG)
- ベースリング(3Dプリント、PETG)
- ホールカバー(3Dプリント、PETG、要サポート)
- ノブ(3Dプリント、TPU、PETGでも可)
- L型プレート
- Arcaクランプ
- M6化粧ビスローレットタイプ x 1
- φ4mmスチールボール x 94
- M3六角穴付きネジ20mm x 3
- M3六角穴付きネジ16mm x 1
- M3六角穴付きネジ6mm x 4
- M3ナット x 3
- プラスチック金属間用グリス
普段サポートなしで極力デザインするのですが、今回は仕上がりを重視して一部サポートを利用する事にしました。ノブは柔らかい素材にしたかったのでTPUにしました。TPUが家になかったらPETGで印刷したと思います。
次回、完成品をアップ予定。
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